こんにちは、matsuです。
今回は賃貸物件に住んでいる人ならほとんどの人が入っている火災保険について、説明していきます。
賃貸仲介業者に勧められた火災保険は価格が高くて補償内容も必要最低限、であることが少なくありません。
火災保険を見直して、生活の固定費を低く抑えましょう。
さらに、火災保険が使えるのは火事が起きた時だけではありません!
家のあらゆる災害に備えた保険なのです!!
保険火災保険の使い方を知って、余計な負担をなくしましょう。
火災保険でつけるべき3つの補償
1.借家人賠償
大家さんに対する補償です。
自分の過失により、部屋・建物を傷つけた場合に費用を負担してくれる、というものです。
例えば引越しの時に壁に物をぶつけてクロスを傷つけてしまった場合。そのクロスの貼換えにかかる費用を賄うことができます。
補償内容に「不測かつ突発的な自己(破損・汚損)」がついているものがおすすめです。
格安プランの火災保険にはこの補償がついてなかったり、自己負担額の割合が大きかったりするので気をつけてくださいね。
2.家財保証
自分の所有物に対する補償です。
部屋のなかにある、自分自身の家具・家電、衣服などの家財について、損害を補償します。
例えば、洗濯機のホースが外れて水漏れし、自分の家電が故障してしまった場合に適用できます。
補償額の目安は年齢によってかわりますが、30代前後の2人暮らしなら1,000万円もあれば十分だと思います。
3.個人賠償
自分の所有物以外に対する補償です。
借家人賠償では補償されない日常のトラブルなどにより他人にケガをさせたり、他人の財産を壊したりして、損害賠償責任を負った場合の補償です。
しかも契約者だけでなく住んでいる人全員が適用対象です。
例えば、子どもがキャッチボールをしていてとある家の窓ガラスを割った場合。
その家の住人から窓ガラスの弁償を求められたら火災保険を適用して支払うことができます。
火災保険の契約に必要な内容

住所、建物の構造、延床面積の3つがわかれば火災保険の申込みが可能です。
保険会社によっては、これらを証明するために賃貸借契約書の写し等を求められることがあります。
賃貸会社によっては、火災保険の証券の提示が必要となります。
提出期日を確認して送付しましょう。
保険加入の申込み手続きをしてから証券が手元に届くまで、およそ1週間といわれています。
賃貸会社の提示期日に証券発行が間に合わない場合は、申込書でもいいか確認しましょう。
おわりに
火災保険の選び方がつかめたでしょうか。
わたしの場合、賃貸仲介業者に勧められた火災保険は2年で2万円。
ところが自分で加入すると2年で14,000円!!
1年あたり、3,000円もおトクに火災保険に加入することができました。
1人暮らしの頃は破損・汚損適用外の格安火災保険に入っており、お値段はなんと年間2,000円ちょっと。約8,000円もおトクだったんです。
初めて自分で加入するときは、ほけんの窓口を利用しました。ほけんの窓口を経由する分、高くなると思いきや、安価でしたし、不明点もちゃんと説明していただけたのでおすすめです。
忘れたころに請求がくる火災保険。
その金額が高いほど、憂鬱になりますが、賃貸業者に提示された内容より充実かつ安くなっているなら嬉しいですし、逆にとことん安価にすることも可能です。
払うなら、ちゃんと自分で納得がいくものに適正なお値段で契約しましょう。
それでは、また!ごきげんよう。
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