2017年5月、しまなみ海道にいってきました。
メンツは中学・高校が一緒の同級生4人組。
マウンテンバイクに乗りなれてないメンバーもいるなかでいってきたしまなみ海道サイクリングの服装やサイクルコースを紹介したいと思います。
1.スケジュール
まずはスケジュール全貌。大まかな行程をご紹介します。
- 5:30 大阪なんばに集合。くるまで尾道へ!道中、SAで朝ごはん。
- 9:45 ジャイアントストア尾道店に到着。自転車をレンタルします。
ココからいよいよサイクリングスタートです。
- 11:00 尾道港出発。渡船で向島へ。
- 13:30 向島・因島をサイクリングし、生口島の「ドルチェ」でジェラートを頂く。
- 15:00 生口島から大三島に移り、道の駅多々羅しまなみ公園でお昼ごはん。マハタ料理を頂く。
- 16:55 大三島から生口島に戻り、瀬戸田港からフェリーに乗って尾道へ。
- 17:40 尾道港につき、ジャイアントストアに自転車返却。
- 18:15 尾道駅近くの宿に到着
サイクリング時間は休憩含むと約6時間半でした。
2.しまなみ海道って?
旅の目的「しまなみ海道」とは、広島県・尾道と愛媛県・今治を結ぶ道路のことで、正式名称は「西瀬戸自動車道」といいます。下記マップ上のピンク色のコースのことです。

しまなみ海道の「サイクリングコース」はピンク(自動車道)ではなく、黄色や青色のコースです。
島々を結ぶ吊り橋では、自動車道に併走するように歩道&自転車道が整備されており、サイクリングはではこの歩道&自転車道を走行することになります。
吊り橋上では、自動車道と歩道&自転車道がフェンスで仕切られているため、車との接触がなく、安全で安心して走ることができます。
3.自転車レンタルはジャイアントハウスで

「尾道 自転車レンタル」と検索すると、レンタサイクルショップがいくつかヒットします。
安いところもありますが、台数が少なく(1ヵ月前にもなると予約でいっぱい)、自転車の性能が未知数であるところに不安を感じました。
そんな中、今回注目したのがジャイアントストア。
ジャイアント(GIANT)は1972年に台湾で設立された世界最大の規模を持つ自転車メーカーです。
アサヒサイクルなど取扱っているお店も多く、街中で見かけることも多い自転車ブランドの1つですね。
ジャイアントであれば
- 性能は文句なし
- 乗りやすい
- 点検&メンテナンスもバッチリ
- 不具合があったときのバックアップも充実しているだろう
という安心感から、今回はこのジャイアントストアでお借りすることにしました。

行ってみるとちゃんと1人1人、腰の高さにサドルを調整し、乗り心地を確認してくれます。
ロックチェーン・ボトルホルダー・ライトも用意してもらえるので自転車に乗る恰好さえしてくれば手ぶらでサイクリングできてしまいます。
今回は予約の空き状況とお値段と初心者であることを考慮して、クロスバイクを借りることにしました。予約台数が足りなかったので、不足の1台は自前の自転車(ビアンキのロードバイク)を車に積んで持っていくことにしました。
4.サイクリングの服装は?

上半身は長袖シャツにウィンドブレーカー、下半身は自転車用レギンスに短パンを合わせました。
ウィンドブレーカーなどは登山やランニング、テニスといった他のスポーツ用のもので構いませんが、自転車用レギンスは用意することをおすすめします。
理由は、①お尻痛さの緩和、②足元のチェーン汚れの防止です。
クロスバイクのサドルが硬いため、乗りなれていないとその負荷でお尻(特に座骨)が痛くなります。自転車用レギンスはお尻にパッドが付いているので、負荷を軽減し、痛みを緩和してくれます。

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レギンスだけだと履くのも抵抗あるかもしれませんが、その上からランニングショートパンツやテニスショーパンなど合わせるとこなれ感が出ます。
レギンスだとチェーンに絡むこともないのでチェーンオイルにまみれることもありません。ガウチョパンツのような裾が太いものはチェーンむき出しのクロスバイクと相性最悪なのでやめておきましょう。
また、手袋やサングラスも用意するのがオススメです。
手袋は自転車の衝撃を緩和し、握力低下を防ぎます。サングラスは太陽だけでなく、風からも目を守ってくれるのであると便利です。
今回、みんなでお揃いにしたいとおもって手袋・サングラスはフライングタイガーで用意しました。
荷物は小さい財布とスマホを各自ポケットに入れての走行を基本スタイルにして、4人中2人はウェストポーチやサドルバッグも用意してはしりました。
これらのバッグには事故や不具合があった場合のパンク用タイヤや簡易空気入れをいれています。
飲み物はボトルホルダーに入れて走行しましょう。
ジャイアントで借りた自転車にはボトルホルダーがついていて、500ml以下のペットボトルをそのまま入れることができるので飲み物をいれるためのリュックは必要ありません。
5.しまなみ海道を走る
サイクリングの用意が整ったらいよいよしまなみ海道へ!!
まずは渡船で向島に向かいます。渡船を待つ瞬間からワクワクが始まっています。

向島に着けば、サイクリングスタート!
サイクリングロードは、車道の白線の隣に青線で示されていたり、案内看板があったりするので、地図を頻繁に見ずとも進むことができます。

吊り橋を渡るにはまず坂を上らないといけません。
しまなみ海道はほとんど平坦ですが、島から島へと吊り橋を渡って移動する際にはアップダウンがあります。上り坂は一番軽いギアでリズムよくペダルを回すのがコツです。

生口島の「ドルチェ」で休憩。ココのジェラートは本当に美味しい!!元気が出ます!!

写真スポットもありました。

さらに自転車を漕ぎこぎ、お昼ごはんは大三島の道の駅多々羅しまなみ公園で。

マハタ料理を頂きました。お腹が満たされて幸せ~


ここは外してはならない写真スポット「サイクリストの聖地」です。わたしたちも記念写真を撮ってきました。
さて、大三島まで来たところでさらに進もうか、来た道を自転車で引き返すか悩みましたが、体力と時間を考え、生口島の瀬戸田港からフェリーに乗って尾道に帰ることにしました。

船内と自転車の絵も様になります。
レンタル期限の18時前にジャイアントストアに着き、自転車を返却。そして宿へと向かうのでした。
6.まとめ

しまなみ海道は、瀬戸内の海と島々の景色、サイクリングを通して感じることのできる風の気持ちよさが素晴らしいサイクリングロードです。
尾道から今治まで完走しなくとも、その素晴らしさに変わりありません。
実はしまなみ海道にいくのは今回が2回目で、前回は尾道から今治まで1日で完走して今治で一泊、翌日は自転車をバスに積んで尾道に帰るコースでした。
今回は途中まででしたが、生口島から尾道までフェリーに乗って帰る楽しみを新たに得ることができました。
きっとまた、3回目4回目と行くことになると思います。
反省点は、準備の遅さですね。レンタサイクルするなら、2ヶ月月前とか、もっと早くに予約しておけばよかったと思いました。何事も早めに、が肝心ですね。
最後まで記事まで読んでいただいてありがとうございます。あなたにとってよい旅となりますように。それでは、また!ごきげんよう。
(この記事は2017年5月に行った際の体験をもとにしたものです。)
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