女1人の西表島旅行*由布島とカンピレーの滝にいってきました(石垣島からの日帰り旅)

2021年7月、世界自然遺産に登録された西表島。
石垣島からの日帰り旅行でも、その独特な亜熱帯の自然を満喫できました。

メインアクティビティは2つ。由布島散策カンピレーの滝をめざすトレッキング
今回はその体験を記事にしていきます。

1.西表島への行き方

西表島の玄関口は上原港(北側)・大原港(南側)と2つあり、どちらも石垣島からフェリーで約50分かかります。

2019年に西表島でゲットしたパンフレットより抜粋

アクティビティだけをみると、
ビーチ&滝なら上原港(北側)、マングローブなら大原港(南側)が便利です。

ただし、上原港(北側)だと
・石垣島間のフェリー料金が高い
・船が欠航になる可能性が高い

ことも考慮するといいでしょう。

今回の旅では、大原港(南側)を利用しました。

2.由布島にわたる水牛乗り場までゆったりドライブ

朝イチバンの船で大原港に到着。港近くで車をかりて由布島をめざします。
大原港から由布島までは約12キロ。20~25分かかる目安です。

少し走らせれば見えてくるのは亜熱帯の原生林とどこまでも広がる海!

時速40キロ制限をしっかり守ってまったりドライブです。

西表島は生き物の宝庫で、ドライブしながらでも多くの鳥を見ることができました。序盤から出くわしたのはシロハラクイナ(写真は撮れませんでした)。
飛び出し注意の看板がイリオモテヤマネコなのも印象的です。

海が見えては車を停めて写真を撮る、マングローブが見えては写真を撮る、となかなか前に進みません。笑

由布島にわたる水牛乗り場まで実に50分かけてドライブしました。

3.水牛車に乗って由布島へ

由布島行きに必要なのが水牛車
水牛車乗り場は、広がる水面と相まって牧歌的な風景が広がっていました。

水牛車も朝イチバンの便に乗り、水牛の説明と安里屋ユンタを聴きながら由布島に到着です。

由布島の感想をまるっとすると、かなり手入れの行き届いた公園です。
普段見れない木々や草花がしっかり管理されています。
全体的にこじんまりとしており、舗装もがたつきがなく滑らかなのでお年寄りにも回りやすい場所です。

園路を歩きながら、いろんな鳥や蝶を見ることができるのも楽しかったです。
こういったみどりに囲まれた空間も素敵でしたが、マンタの浜は特に素晴らしかった。

波のコロコロという優しい音と遠くからかすかに聞こえる島の民謡、風で揺れる木々の音。
すべて愛おしく感じるほどに素晴らしい浜でした。
歩いてきた道をふり返っても誰もいない。1人だけの浜を満喫することができました。

由布島は10:00出発の水牛車にのって西表島にカムバック。
西表島に引き返す途中にすれ違う由布島行きの水牛車は、朝イチバン便とは違って満席の水牛車が何台も連なっていました。

朝一の船に乗り遅れていれば、わたしもこの混雑に巻き込まれているところでした。早起きしてよかったー!!

水牛車も発着の時刻表があるのでチェックしておきましょう。
▶参考;由布島・水牛車時刻表(亜熱帯植物楽園由布島HP)

4.カンピレーの滝をめざしてクルーズ&トレッキング

由布島の次は浦内川まで北上。
沖縄県で最長の川・浦内川を上流に向かって30分ほどクルーズ&遊歩道に沿ってカンピレーの滝をめざすトレッキングです。

ちなみに現在はカンピレーの滝だけでなくマリユドゥの滝にも行けるようです。
私が行ったときはマリユドゥの滝で事故があったようで、立ち入り禁止でいくことができませんでした。

さぁ、まずは浦内川遊覧船に乗って出発です。

クルーズではマングローブの解説も聞くことができ、西表島でマングローブを形成するヒルギという木の種類を知ったりサキシマスオウノキも見ることができます。

上流の船着き場に着けば自由行動。
カヌー体験を申し込んでいる人たちばかりだったようで、ひとり遊歩道に向かうこととなりました。

亜熱帯のジャングルに囲まれた中を行くなんて、まさにアドベンチャー!
道中にみる小さな滝も、わくわく気分をあげてくれます。

全体的に道はゆるやかで、急な登り・下りはありません。
路面がぬかるんでいたり、ごろごろとした石が多かったたりと、歩きにくい箇所はあったので、トレッキングシューズや運動靴がよいですね。
道中会った人のなかには長靴を履いている方もいました。

歩くこと45分、ジャングルを抜けた先に広がっていたのがカンピレーの滝!!

水量の多さと、川への近さに大興奮!!!!

滝というよりは傾斜のある岩床、のほうがしっくりきますね。
カンピレーとは「神々が座るところ」という意味だそうです。

復路の時間を考えてもだいぶ余裕があり、1時間近くこの場所にいることができました。
ここで用意していたおにぎりを頂きました。当然ですが、お店もなにもないので飲み物・食べ物は事前に用意しましょう。

滝のパワーをいただいた後は船着き場に向かってまた45分のトレッキング。
再び遊覧船にのって下流に帰着です。

船の時刻表を要チェック。船着き場の地図はリンク先下部にアリ。
▶参考;浦内川遊覧船 時刻表(浦内川観光HP)

5.星砂の浜に寄りながらの帰り道

カンピレーの滝で満足しきった私ですが、車に戻った瞬間、寝不足とトレッキングとで疲れがどっとやってきました。日に当たりすぎたのかもしれません。
うーん、これは体調気をつけないとなぁと思い、星砂の浜だけちょろっと寄ってゆっくり帰ることに。

予定より早めにレンタカーを返した後は、疲れを癒す食べ物を求めてフェリーの売店へ。
黒糖味のソフトクリームがこんなに身体にしみるとは思いませんでした。黒糖パワー、恐るべし…!

この日は疲れ果て、21時過ぎにはベッドインでした。

6.まとめ


今回の西表島旅行は由布島といった観光地散策あり、カンピレーの滝トレッキングといった自然体験ありと、バランスのとれた1日でした。特にトレッキングは西表島の自然を満喫するという点で、めちゃくちゃおすすめのアクティビティでした。

鳥や植物も見ていて飽きず、生き物が好きな人におすすめな島ですね。
仲間川クルーズや上原港付近の街歩きなど、もう少し楽しみ要素を増やす場合はレンタカーの乗り捨てが良いと思います。

反省点としては、昼ご飯用のお弁当にも気を使って美味しいものを用意しておいた方がよかったです。おにぎり1つではスタミナが途中で切れてしまいました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。よき旅の参考になれば幸いです。それではみなさん、ごきげんよう。(この記事は2019年1月の体験談をもとにしています。)

今回の行程まとめ
 7:10 石垣島出発
 8:00 西表島・大原港からレンタカーでいざ出発!
 9:00 水牛車で由布島へ
10:15 西表島にカムバック。上原港方面へ
11:30 カンピレーの滝を目指してクルーズ&トレッキング
15:00 トレッキング終了
17:00 大原港から石垣島へ
17:45 石垣島帰

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