【夏の関西旅行におすすめ】大人も大興奮*家族でもデートでも楽しめる和歌山のくじら博物館

和歌山県太地町にある太地町立くじらの博物館。

奈良の十津川村に宿泊した翌日、那智勝浦方面に抜けて紀伊半島を回っての帰阪ルートにマッチしたので寄ってみたところ、一日遊んでられるやん!と大興奮。

今回は、街中の水族館とは一味も二味も違ったくじら博物館のおすすめポイントを紹介したいと思います。

1.スケール大のロケーション

博物館から屋外にでると奥に水槽が。
じつはこれ、水槽じゃなくて海の入り江なのです!
海をとりこんだロケーション!!開放感が溢れます!!

そんな海をバッグにどどんと設置されているのがシロナガスクジラの骨格標本

現存する哺乳類で一番大きいといわれる生き物です。
そんな生き物の骨格標本がおおわれずにだだっ広いところにドドーンと展示されているだけで「おぉ、ここにはすごいものがあるな!」と興奮しますね。

入り江ではクジラショーや餌あげ体験、ふれあいイベントが開催されています。

餌上げ体験はバケツ1杯300円。大人げもなくより好みしてピンクのハナゴンドウにいっぱい餌をあげちゃいました。

他のコたちは1匹しかあげてないのに!

ただただカワイイ!!(笑)

このロケーションのおかげで、敷地全体が広々と見え、夏休み中で家族連れも多い中、窮屈さや人混み感を感じませんでした。

2.世にも珍しいクジラショー

他じゃ見れないのがクジラショー!!

ダイナミック!!

のっそりと、どっしりと、跳んでいる瞬間がそのまま止まってしまいそうな迫力がありました。

入り江で行われるクジラショーは正面だけでなく横から見ている人たちも多かったです。

イルカショーももちろんあります!

イルカは軽快で器用なかんじがしましたね。
スピードスターのような速さを魅せるシーンもあったりおどけたり、キラキラしてみえました。

3.貴重なアルビノイルカの飼育

くじら博物館は博物館・水族館・屋外(入り江)で構成されており、水族館では研究・調査のためにイルカ3種とアルビノのバンドウイルカが飼育されています。

【参考】太地町立くじらの博物館HP/アルビノのバンドウイルカ「スピカ」
http://www.kujirakan.jp/pdf/201503_spica.pdf

アルビノは色素が全くないため、紫外線に弱いそうです。
だから、屋根のついた水槽で飼われているんですね。

動きが速すぎて写真がとれなかったのでウツボで我慢してください(笑)

イルカだけでなく、太地町周辺で採捕された魚たちも飼育展示されていました。

ちなみにアルビノのバンドウイルカの飼育は世界で2例目らしいです。がんばって欲しいですね。

4.豪華な展示内容

シロナガスクジラの骨格標本だけでもその大きさに圧倒されるのに、博物館の展示物もおもわず口が開いちゃうものばかり!

博物館の大ホールは、セミクジラやシャチなどの骨格標本を重なるように吊りさけげ、一番上にはセミクジラの実物大模型を据えるという内装。

ただの生態学ではなく、自然のなかで人がどう関わっているのか、も描かれているのがいいですね。

クジラの生態、進化の過程や胎児からの成長過程、臓器の液浸標本、寄生虫など、生物学的な資料がメインの2階。

捕鯨道具や方法、捕獲後の活用方法などクジラに関わる人の暮らしの文化的資料がメインの3階。

「博物館」なだけあって、詳細な資料が所狭しと展示されていました。 興味が引かれるようなかわいい仕掛けもありましたよ。

クジラをモチーフにした海外の切手なんかもあり、スペインのが特にかわいかったです。

おわりに

旅行の予定にはなかったくじら博物館。
子ども向けかなーと行ってみると大人のわたしが大興奮でとても見応えのある博物館でした。

広々としているし休憩場所もあるし、イルカとの触れ合いもあってお子さん連れの御家族も過ごしやすい場所ではないかと思います。

【参考】太地町立くじらの博物館HP
太地町立くじらの博物館

紀伊半島のなかでも三重県寄りにあり、大阪からはなかなか行きづらい場所ではありますが、単体もしくは他のレジャーと組み合わせて行ってみてください。

それではみなさん、ごきげんよう!!

※この記事は2018年8月の体験を元にしております。イベントスケジュールや来館にあたっての注意点などはHPをご確認ください。

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